ど冷えもん導入の費用やランニングコスト、利用できる補助金について解説

冷凍食品市場は日々進化していますが、特に注目を集めているのが「ど冷えもん」です。コロナ渦で設置台数を伸ばし、ラーメンや餃子などの冷凍食品や、スイーツや和牛ガチャなどユニークなものまで登場し身近なものとなってきています。街中に設置してあるど冷えもんを見て、自分のお店の入り口にも設置して閉店後も収益を上げたい、自宅や会社の前にある空きスペースをど冷えもん設置で有効活用したいなどと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな話題のど冷えもんですが、助成金を利用できるという点でも注目を集めています。
導入を検討の方はこちらの記事を読むことでおおよその初期費用やランニングコストと、利用できる補助金の情報について理解することができます。

目次

ど冷えもんとはサンデン・リテールシステム株式会社の冷凍自動販売機

サンデン・リテールシステム株式会社が開発した「ど冷えもん」は、冷凍自動販売機の商品名です。通常の自動販売機とは異なり、冷凍食品を販売することができるのが最大の特徴です。
これまで冷凍自動販売機というとアイスクリームの自販機くらいしかあまり見ることがありませんでしたが、マルチストック式のラックを採用したど冷えもんの登場により販売できる商品の幅が広がり、街中や飲食店の入口などでユニークな自動販売機をよく見るようになりました。

ど冷えもんの相場価格

  • 新品 180万円前後(設置費用、ラッピング代、オプション含む)
  • 中古 70万前後
  • リース、レンタル 月額30,000~60,000円
  • 電気代 月額7,000~9,000円
(2023年8月現在)

ど冷えもんの価格は、販売会社やモデルによって異なり、中古やリース、レンタルでの入手手段もあります。

新品

スタンダードなモデル【FIV-KIA21シリーズ】が150万円前後で 設置料金や電子マネーやクレジット等の支払いオプション、ラッピングなど追加で180万円前後が相場になります。

中古

中古はヤフオクでよく出品されており、そちらでの落札相場は70~80万程です。

リース、レンタル

リース及びレンタルでの月々の支払額は30,000~60,000円が相場です。運搬及び設置代は50,000円前後、ラッピング代は100,000円前後が相場で、初期費用としては10~20万円位です。

電気代

ど冷えもんの月々にかかる電気代は季節によっても変わってきますが7,000円~9,000円になります。

ど冷えもん導入に利用可能な補助金

ど冷えもん導入には国からの補助金を活用することができます。実際採択された補助金は上記のものになり、補助額は1/2~2/3と非常に高いので小規模事業者は積極的に申し込みしてみるのが良いでしょう。

事業再構築補助金

コロナの影響で厳しい状況にある中小企業、中堅企業、個人事業主、企業組合等を対象に事業の構造転換を支援。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため
に必要なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援。

小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)

小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度。

ノーブルアクツのど冷えもん事業

ど冷えもんは冷凍食品市場に革命をもたらす存在として注目されています。現在も様々な商品の冷凍自販機登場しインバウンドの需要も増加中です。
弊社ノーブルアクツではど冷えもんの可能性を最大限に生かし、高品質な商品ラインナップ、高い収益性の中村屋精肉店の冷凍自販機店を展開予定です。 ど冷えもん導入先の紹介から補助金申請サポート、商品の卸、商品の補充まで一元して行います。ご興味のある方は是非ともお問い合わせください。

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